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亀は本当に万年生きるのか

昔から長寿の象徴とされてきた亀。お祭りの夜店でミドリガメを購入して飼っていたことがある人は多いのではないでしょうか?背中に番号をふられて競争させていた夜店もありました。買って帰った亀はその後どうなったか覚えていますか?なんとなくほったらかしにして死なせてしまったりしませんでしたか?亀は万年だから大丈夫、なんていいながらついつい世話をさぼりがちなのは、あまり動かなくて面白くないからかもしれません。

昔話の亀はどれも良い扱い

亀は昔話に良く出てきます。浦島太郎ではいじめられていた亀を助けた浦島太郎が竜宮城へ連れて行かれますが、その後の顛末はみなさんご存じのとおり。イソップ童話に出てくるのは「うさぎと亀」。歩みはのろくとも勤勉な方が成功する、という比喩として亀が登場しますね。亀って悪者として書かれていることが少ないようです。

一般的に飼われることが多い亀は、やはり子供が金魚鉢や水槽で飼うミドリガメが圧倒的のようです。1980年代にはちょっとしたミドリガメの飼育ブームも訪れました。手軽に飼えるミドリガメと違い、ペットショップに行くと、熱帯地方にしか生息しないようなリクガメをみることもあります。爬虫類のコーナーにいることが多いようです。巨大な甲羅を強いライトに照らされる姿は迫力があります。しかし飼育は大変そうです。

危険な亀を捨てるふとどきな飼い主

リクガメには様々な種類がいますが、ときおり聞くニュースで、輸入してはいけない亀を飼いきれずに町の小さな側溝などに捨ててしまう飼い主がいます。条約で輸入が認められていない亀は、たいてい危険で見た目も怖い獰猛な生物です。

以前、ワニガメが都内で発見されたニュースがありましたが、噛まれたらひとたまりもなさそうな凶暴そうな見た目に戦慄しました。そもそもあんな亀を家で飼おうという神経がわかりません。それともどこかに売り飛ばすために密輸したのでしょうか?いずれにしても亀を生物あつかいしていない飼い主は最低ですね。

亀は長寿の象徴だといいましたが、実際に記録されている中では、150年ほど生きた亀がいたそうです。「なんだ、そんなに短いのか…」なんてがっかりしないで下さい。人間とくらべたら相当な長生きです。150年も生きられたら、きっと色んなことができますよ。

人生長く生きて行くためには、何事がおこってもじっとガードを固めてやり過ごせばいずれ前にすすめるという教訓を亀が教えてくれています。大きなリクガメを飼うのはむずかしいですが、子供の頃に戻ってミドリガメを飼ってみるのも楽しいかもしれません。