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ペットが住む環境を整えよう

ペットが住む環境

愛らしくて、言葉は話せなくともまるで家族のように寄り添ってくれるペット。1人暮らしの人の孤独を解消してくれたり、夫婦のかすがいのような存在になってくれたりと、飼い主にとって非常に大きな影響を与えてくれますね。
そんなペットですが最近は多様化が進んでいて、ポピュラーな犬や猫、ハムスターなどの小動物だけでなくフクロウやキツネ、ヘビにイグアナなど珍しい動物をペットとしている人も増えているようです。テレビで珍しいペットを飼っている人を取り上げる機会も増えてきていて、その影響で飼いはじめようと思い立つことも少なくないようです。
ですが動物を飼いはじめる前に考えて頂きたいのが、飼育する環境。動物にとっても飼い主にとっても快適な環境とは、どんなものなのでしょうか。

飼いたい動物の生態を知る

動物を飼う前にやるべきことのひとつが、飼おうと思っている動物の生態を知ることです。活動時間帯は昼間なのか夜なのか。最適な温度や、暑さに強いのか、寒さに強いのか。はたまたねぐらとして好む場所はどんなところなのかも調べておくといいでしょう。

また鳴き声が大きかったり頻繁に鳴くような動物であれば近所に対しての配慮も必要です。特に集合住宅で夜行性の動物を飼う場合は夜中に動き回ったり鳴き声を発したりして、隣近所の迷惑になることもありますので十分考えるようにしましょう。

さらに最終的にどのくらいの大きさまで成長するのかも重要です。ペットショップでは生後間もない赤ちゃんを販売していることが多く、思わずその愛らしさに惹かれて購入したものの思いのほか大きくなってしまって飼いきれなくなってしまった、という話はよくありますね。ほかにもカメなどの場合は寿命が非常に長いため、先に飼い主が亡くなってしまってペットが残されてしまう、ということも。

このように、飼いきれなくなってしまったペットの中には捨てられて野生化し、生態系を脅かす存在となることもあります。現在問題になっている危険外来種のほとんどがもとはペットとして日本にやってきたものだったことはマスコミにも多く取り沙汰されてご存知の人も多いでしょう。

かわいいだけじゃ、飼い主はつとまらない

飼い主にとって、ペットは例外なくかわいく、愛すべき存在です。しかし命ある動物を飼うことは「かわいい」だけではすまされないことも多くあります。

たとえば犬であれば無駄吠えをしたり無闇に噛みつくようなことがあればきちんと叱ってしつけなければなりませんし、狂犬病やノミの駆除など、病院へ連れていくことも必要です。どんなに犬自身が嫌がっても人とともに生活するうえでは大事なことですので、かわいそうだから叱りたくない、注射もしない、ではいけません。

同じく猫の場合も、無闇に子供をうまないよう去勢や避妊手術を行わなければいけません。さらに以前はよく行われていた外飼いも、糞尿のニオイによるトラブルや、事故にあう可能性があることから現在ではあまりよしとされていません。そのため、猫のストレスを発散させるため、部屋の中にキャットタワーなどを設置する必要があります。犬に比べて手間がかからないというイメージの強い猫ですが、住宅事情などの変化とともにそれも変わりつつあるようです。

かわいいから、飼ってみたいからと安易に動物を飼いはじめるのは相当なリスクをともないます。無責任な飼い主にならないためにも、まずは動物を飼う環境を整えてあげてから、迎えてあげてください。

快適な環境を作ることができれば、動物も本当に生き生きとした、素敵な表情を見せてくれます。きっと、あなたにとって最高の癒しを与えてくれることでしょう。言葉は話せなくとも動物だって命ある存在です。家族の一員として、寿命を迎えるその日まで大切に育ててあげてくださいね。