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水槽の中の人気者

水槽の中の人気者

映画『ファインディング・ニモ』の大ヒットで一躍一般的にも知名度のあがった海水魚といえば、カクレクマノミです。アニメーションの中でもかわいいですが、実際に本物の魚を見てみると、さらにかわいいのがこのカクレクマノミ。オレンジを基調に白、黒のふちどりがはいった小さいボディは愛らしく、子供から大人まで誰もが好きになること間違いなしです。どうやったら家で飼育できるんでしょうか?

カクレクマノミには養殖も多い

カクレクマノミは天然のものはもちろん、養殖で生まれたものもかなり市場に出回っています。映画をきっかけに自分の家でも飼ってみようという人が増えたんですね。ペットショップに行ってみて下さい。必ずカクレクマノミは何匹か水槽にいるはずです。あまり興味がない方でも、その姿を目の当たりにするとハートをつかまれちゃいますよ。

カクレクマノミを2匹で飼うと大きくなる方がメスです

カクレクマノミは一匹でももちろん飼えますが、できればペアで飼ってあげると良いでしょう。カクレクマノミは面白い魚で、2匹を一緒に飼うと、どちらかが大きくなり、メスになっていくんです。ためしに同じくらいの大きさの魚を飼ってみてください。同じ水槽にいれておくとそのうちどちらかがみるみる大きくなります。その大きな方がメス、一方がオスとしてペアになるのです。なんだか不思議な話ですよね!?いったいどんな仕組みなのやら。

クマノミのマイホーム、イソギンチャク

クマノミにはカクレクマノミ以外にも多くの種類が存在しますが、すべてにおいて共通しているのが、その棲家。クマノミは海の中にいるときは、必ず家を持っています。それはイソギンチャク。イソギンチャクには毒性があり、触るとかぶれたりするものもいます。そして小さな魚が近づくと、パクリと食べられてしまうこともあるのです。また、口から餌の残りをはきだしたりもするので、水をとても汚してしまう生物です。飼うのにはそれなりのテクニックと設備が必要になります。

しかしクマノミだけは何故かイソギンチャクに体をゆだね、気持ちよさそうにスリスリしてもぐりこんでいるのです。体の粘膜がイソギンチャクと共存できるようになっているんですね。

海の生き物を飼うわけですから、どんな魚であってもむずかしいのは同じです。しかしあまり欲張らずにカクレクマノミのペアだけをシンプルに飼うぶんにはあまり難易度は高くありません。マメに水質をチェックするなどして、かわいいカクレクマノミのペアを育ててみてはいかがでしょうか。