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魚だけじゃないアクアリストの楽しみ

アクアリスト

魚を飼うことに慣れてきたアクアリストにとって次なるチャレンジは、魚以外の生物の飼育です。とはいえ、魚のように派手に泳いでくれるわけではありませんから、どちらかといえばマニアックです。盆栽を趣味にしている人がアクアリストになる場合もあるそうですが、なんとなくわかる気がします。水の中の芸術ともいえるほど多種類の生物がいるからです。

かならず入れておきたい、ライブロック

最初に砂、水とともに水槽に入れるもの、それはライブロックです。ようするに岩ですが、これが意外と大事なんです。水の中の成分にとって大事なバクテリアがいたりするのがこのライブロックですので、ただの岩だと思ってなめちゃいけません。ライブロックの状態ひとつで水槽の水質が変わってしまう場合もあります。

イソギンチャクはむずかしい

ライブロックは基本中の基本ですが、クマノミを飼いたい方におすすめなのがイソギンチャク。クマノミが嬉しそうにイソギンチャクに入って行く姿は見ていて本当に幸せな気持ちになれますよ。

しかしこのイソギンチャクを飼うのが本当に大変なんです。もちろん生きていますから、種類によっては水槽をよじ登ってくることも珍しくないのです。あの触手が何本も伸びたような風貌で水槽内を動き回る姿はまるでエイリアンです。

しかしイソギンチャクも生き物ですから、落ち着かずに動き回るのには理由があるのです。水質が悪かったり、光が足りなかったり。特に沖縄などに生息するハタゴイソギンチャクなどは浅瀬にいるせいで太陽の光を存分に浴びていますから、そんな環境から薄暗い部屋の水槽に入れられた日には落ち着かなくても当然です。

ミドリイシを飼うにはメタハラが必要

そのほかでマニアに人気なのが、サンゴです。特に水槽内で芸術的な海の姿をみせてくれるのがミドリイシ。サンゴの一種ですが、これを飼える人は相当な上級者です。メタハラという強烈な光を放つ照明がないと飼うのはむずかしいでしょう。

しかしメタハラは高価な上に電気代もかかります。さらに夏になれば温度があがり、サンゴにとっては致命傷になる場合がありますから、クーラーも必要です。上級アクアリストになるには飼育の技術だけでなく、設備に投資できる経済力も大切な要素です。

まさに小さな海を自分の部屋で再現できる海水魚飼育。むずかしくてお金がかかる趣味だということを認識した上で、チャレンジしてみるのも良いかもしれません。部屋に水槽があると友達や恋人に自慢できますよ。